豊橋駅に赤鬼が登場

2018/01/17 00:00(公開)
豊橋鬼祭をPRしているね赤鬼人形。後方は豊城中学生徒が作った張り子の面=豊橋駅東西自由連絡通路で
 豊橋市の安久美神戸神明社の奇祭「豊橋鬼祭」(国重要無形民俗文化財)に登場する赤鬼人形が、豊橋駅東西自由連絡通路に飾られた。今年は神明社の地元、市立豊城中学校の生徒が作った張り子の面も展示され、2月10、11両日開催される鬼祭を乗降客らにPRしている。
 恒例となった赤鬼の人形はJR、名鉄の改札口近くに展示されており、乗降客ら通行人の目を引いている。
 張り子の面は人形の後方に飾られ、「赤鬼」「天狗」「鍾馗」など15点。豊城中生徒有志15人が、同校が進めている「プロジェクト-継(KEI)」の一つで伝統文化の継承として取り組んだ。
 鬼祭会場の露店で売られていた面の製作を受け継ぐ郷土玩具愛好者らでつくる「豊橋竹とんぼの会」のメンバーから指導を受け、6月から製作に取りかかっていた。
 人形と面は2月12日まで展示される。
(中村晋也)
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