公共交通活性化へ「とよはし市電を愛する会」寄付

2018/02/03 00:00(公開)
寄付金を手渡した会員と佐原市長=豊橋市役所で
 豊橋市内を走る路面電車(市電)を生かしたまちづくりに取り組んでいる市民団体「とよはし市電を愛する会」(神野紀郎会長)が2日、今年も「いい市電を」の語呂合わせで15万4100円を市地域公共交通活性化基金に寄付した。
 昨年の「市電の日」(4月)の催しで参加者が市電や公共交通のために寄せた寄付金と、同会が作製したカレンダー、絵はがきの売上金の一部。
 贈呈式が市役所で開かれ、神野会長や伊奈彦定さんら会員が出席、佐原光一市長に手渡した。電停近くに駐輪場などを設けることで市電利用者を推進することや各地の路面電車の状況などで意見を交わした。
 公共交通としての市電の利便性向上と、市電を生かしたまちづくりを進める市電を愛する会。「豊橋を人と環境にやさしいまちに」と願って、市のシンボルにもなっている市電が一層便利で利用しやすい乗り物にするため寄付を続けている。
 神野会長は「コンパクトシティを実現するには、路面電車など公共交通を生かすことがこれからのまちづくりに大切。こうしたことに寄付金を活用してもらえれば」と話した。
 2007(平成19)年から始めた寄付金は、全面低床電車「ほっトラム」の導入にも活用された。
(中村晋也)
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