三河田原駅前開発でテナントが5月下旬開店

2018/02/16 00:01(公開)
建設工事が進む三河田原駅前=三河田原駅近くから撮影
 田原市議会は15日、総務産業委員会を開き、市側が渥美線三河田原駅前市有地の整備事業に関して進捗状況などを報告した。
 現在、第3セクター「あつまるタウン田原」が事業主体として建設している商業施設3棟には、テナントに入居してもらうなどして、産直レストランや洋食カフェや軽食カフェ、花屋、観光案内拠点が誕生。5月下旬のオープンを想定しているとした。
 一方、市が手掛ける複合型親子交流施設は実施設計の段階で、建築面積は約890平方㍍、延べ床面積は約1500平方㍍を見込む。主な施設内容は、1階が妊産婦相談室や一時預かり室、子育て支援ルーム、キッズスペースなどで、2階はボルダリングや多目的スタジオ、調理設備などが使えるカルチャールームなどを設ける。コミュニティースペースは1、2階どちらにもあり、大小種類が異なる子ども向け遊具も備え付けられる。
 一帯の名称は「夢見心地」「素晴らしい」などの意味を持たせた造語「ララグラン」に決定した。
 また、多くの人に興味関心を持ってもらおうと、施設全体を駅から見渡せる位置にモニュメントを制作する方針で、花をテーマにした高さ4㍍程度の立体物を計画しているという。
(千葉敬也)
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