豊川の「とが楽市」1周年

2018/02/22 00:00(公開)
発足から1年、出店者や来場者が増えているとが楽市=砥鹿神社参道で
 豊川市一宮町の三河国一之宮・砥鹿神社で毎月第3水曜に開催している市民団体・市民参加型マルシェ実行委員会(丸山英昭代表)のイベント「~とが楽市~しかファミリー」が21日、初開催から1年を迎えた。出店者数も増え、今後は小学校と連携した企画も検討し、新たな市民憩いの場として浸透しつつある。
 丸山代表が知人に呼び掛けて発足し、移動車販売や飲食店を集めたイベントは、第1回の出店者数はわずか6店だった。
 12回目のこの日は25団体が出展。境内に続く参道にコーヒーやパン、カレーライスなどを売る移動車やテントが立ち並び、平日の昼間にも関わらず多くの市民でにぎわった。客殿内では福祉施設などによるワークショップも開かれた。
 回を追うごとに“しかファミリー”こと出店者が増え、東三河だけでなく県外からも参加している。市民にも徐々に認知され、夏休み中に開催した昨年8月には1日で約1000人が訪れ、午前10時から午後3時までの5時間で10万円近くを売り上げる店舗もあった。
 地元一宮町で育ち、当初は出店者数の目標を20前後に設定していた丸山代表は「集客数と店舗数にこだわってやってきたが、だいぶ形になってきたと思う」と手応えをつかんだ。
 今月3日には境内での節分祭に合わせた関連イベント「まめまるしぇ」を開き、地元企業との連携や地元アイドルグループの参加などを実現したが、丸山代表は「今後もさらに地域に根付いたことをやっていきたい。お子さんにも目を向けたい」。近隣の一宮西部小学校と連携し、児童の社会学習の要素を含む企画も計画している。
(由本裕貴)
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