豊橋「岩屋緑地に親しむ会」などソメイヨシノ30本を植樹

2018/02/27 00:00(公開)
新たに植えられたソメイヨシノ=岩屋緑地で
 豊橋市の桜の名所の一つ、岩屋緑地(大岩町)の桜を再生しよう、住民グループ「岩屋緑地に親しむ会」(西川収二会長)と市などが25日、子どもらとソメイヨシノ30本を植えた。老木や成長しにくい環境となっているため、親しむ会は昨年から植樹を始めた。
 岩屋緑地は向山緑地、豊橋公園と並び、桜の三大名所。ソメイヨシノの寿命は一般的に60年とされ、いずれも老木が目立っている。岩屋緑地ではコナラなど周辺にある木が伸びて日陰となり、成長しにくい環境にもなった。
 親しむ会は、ソメイヨシノの成長を考えて樹木を伐採するなどして植える再生計画を立てている。
 第一弾となった昨年は、市制110周年市民提案イベントとして実施。今年は、県内で来年春に開催される全国植樹祭の記念事業も兼ね、同祭愛知県実行委員会も共催して行った。
 この日は、緑地を自然学習の場として利用している地元の飯村、岩西、二川の3小学校、花園幼稚園の児童、園児、父母らも参加。総勢約270人が、昨年苗木25本を植えた近くで手分けして作業を進めた。
 西川会長は「かつてのような桜の名所によみがえらせたい。併せて、これからは花見のマナーも呼び掛けていければ」と期待を込めて話した。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 光生会 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国