東三河の新商品 パティシエの小山さん試食

2018/03/07 00:01(公開)
一品一品を試食し、アドバイスする小山さん=ロワジールホテル豊橋で
一品一品を試食し、アドバイスする小山さん=ロワジールホテル豊橋で
 世界的パティシエの小山進さん(兵庫県)が6日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で、東三河の特色を生かした新商品を試食し、改良点などをアドバイスした。東三河県庁が行う商品開発支援の一環で、2回目。
 東三河の製菓店やベーカリーショップなど13店舗が参加した。
 このうち、東御河屋製菓(新城市)の同市八名地区特産のサトイモ「八名丸さといも」を使った大福餅を試食した小山さんは「おいしいと思う」と好感触。改善点として、素材の配合を微調整し「サトイモをもっと出して甘さをあっさりとさせてみては」などとアドバイスを送った。
 また、田原市の甘夏みかんを使ったババロアには「どこにでもあるお菓子で、圧倒的においしくないと売れない」などと辛口なコメント。日本一の生産量を誇る豊橋産大葉のリーフパイは、レモンやクエン酸など酸を組み合わせることで大葉の風味が生きることなど、具体的な改良点も提案した。
 小山さんは何度も「自分がどうしたいか、着地点のイメージを持つことが大切」と商品開発の核について訴えた。
 「イチゴスフレチーズシフォン」を出品した田原市のkokotsu kichenの堤田恭子代表(42)は「イチゴの香りを出すためにホワイトチョコレートを混ぜるという発想はなかった。早速やってみたい」と話した。
(飯塚雪)
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