豊川のプロモンテファームで園児がトマト狩り

2018/03/08 00:00(公開)
自ら収穫したトマトを口にする園児ら=プロモンテファームで
 水道修理やLPガス事業のプロシードが、複合環境制御システムでトマトを栽培する豊川市上長山町の「プロモンテファーム」で7日、地元の一宮東部保育園(夏目久美子園長)の年長児約30人がトマト狩りに挑戦した。
 最初に同社マネジャーの上羽史雄さん(44)が紙芝居を使い、トマトの生育過程を説明。黄色の花を咲かせたり、受粉の働きを担うミツバチも栽培をサポートしていることを明かした。
 園児らは職員の助言を受け、大玉、中玉、ミニの3種類ある「完熟・和みトマト あかまる」の収穫を体験。その場で口にした子どもたちは「おいしいね」「甘いよ」などと笑顔を浮かべた。園児には一人ずつにトマトの詰め合わせがプレゼントされ、来週は同園の年中児も体験する予定。
 運営2年目を迎える施設は本宮山の登山口や入浴施設・本宮の湯が近く、直売所ではトマト販売を行っている。毎週土曜の午後には中学生以上300円(小学生以下無料)で1回20分間のトマト狩りも受け付けており、上羽さんは「まずはここでトマトを生産していることを知ってほしい。お子さんらが農業に興味を抱くきっかけにもなれば」と話した。
(由本裕貴)
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