豊川のプリオで子育てネット避難訓練

2018/03/15 00:00(公開)
子どもを抱くなどして慎重に階段を降りる母親たち=プリオで
 豊川市諏訪3の複合商業施設・プリオ5階にある育児交流施設「つどいの広場MAH」で14日、豊川市と、広場を受託運営するNPO法人とよかわ子育てネットによる防災避難訓練が行われた。
 普段から利用している親子8組18人が参加。大地震を想定し、職員の誘導で西側の階段を使って5階から1階まで降り、屋外に避難した。母親らは幼い我が子を抱いたり、子どもの手をつないで慎重に階段を降りた。
 子育て支援センターの久野裕美子所長は、両手の自由が利く子どものおんぶの仕方なども助言。「いざという時は大切なものを入れたバッグを持って避難することになる。この機会に準備してほしい」と呼び掛けた。1歳5カ月になる娘と参加した市内在住の鈴木加奈子さん(40)は「本当に災害が起きたら自分も子どももパニックになりそうで不安。冷静に避難できるように日々の備えをしておきたい」と話した。
 訓練前には、プリオを運営する市開発ビルの篠原泰三さんが館内で流れるサイレン音を紹介。市防災対策課の原田理沙さんは避難生活を送る際、避難者台帳を記入・提出することで物資の支援を受けられることや、女性や子どもを狙った犯罪に注意することなどを訴えた。
 つどいの広場は平日の午前10時から午後3時まで無料で利用できる。
(由本裕貴)
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