豊橋商議所が議員総会

2018/03/29 00:00(公開)
ものづくり大賞の贈呈式。右は山本社長=豊橋商工会議所で
 豊橋商工会議所は28日、同会議所で議員総会を開き、新年度事業計画などを承認した。事業計画は、働き方改革の一環として生産性向上などを図るための企業支援や、リーダーシップを発揮した界を越えた連携による取り組みなどを柱に据えた。
 総会では冒頭、ワイエムジー(豊橋市、山本茂一社長)が受賞した同会議所のものづくり大賞や、都市デザイン文化賞、環境経営賞の贈呈式も行われた。
 新年度事業計画は、基本方針に「成長ステージに応じた企業の挑戦・改革を全面サポート」「連携力最大化を図り地域経済の活力強化を促進」を掲げた。
 商品開発につながる商業・サービス事業者への支援として、会員事業所のネットワークを活用し、試験販売で消費者の反応を見るテストマーケティング事業を新規に実施。新年度は3件以上を目標にする。
 また、新製品開発、売上増加を目指し、豊橋技術科学大学などと一体となった産学官連携の取り組みを充実させる。
 働き方改革、事業承継などの課題がある中、事業所に寄り添った支援を強化。生産性向上や業務効率化に向けたIT化などの支援を進め、人材確保への支援も充実させる。「健康経営」の普及啓発も行い、健康宣言企業の100社増を目標にする。
 神野吾郎会頭は「働き方改革は、いかに生産性を上げるか。そのためにはイノベーション。事業も変わっていかねばならず、会議所がサポートしていく」と話した。
 このほか、要望・提言活動として、官民・広域連携で三河港と臨海部の将来像を描くビジョンを年度内に策定するほか、東三河の広域幹線道路ビジョンの策定にも着手する。
 総会では、小林和夫常務理事兼事務局長の専務理事選任も承認。星野君夫専務理事が31日付で退任し、参与に委嘱されることも報告された。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 虹の森 藤城建設 光生会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国