立命館大の東三河会で竹田氏講演

2018/04/26 00:00(公開)
金庫生活41年について話す竹田氏=ホテルアソシア豊橋で
 立命館大学愛知県校友会の総会などが、豊橋市花田町のホテルアソシア豊橋で開かれた。講演会では、卒業生で蒲郡信用金庫理事長の竹田知史氏が講師を務めた。
 同会は校友相互の交流の場として毎年開かれており、この日は会員75人が参加した。
 経営学部出身でもある竹田氏は「わが人生の軌跡」と題し、一生懸命をモットーに突き進んできた同金庫生活41年について話した。入庫した頃の話からバブル経済崩壊後の苦労話、銀行とは違う地元密着の金融機関として全力投球してきた。
 支店長や本店営業部長を歴任した竹田氏。「お客さまに喜ばれると本当にうれしい。仕事がますます好きになる」と話し、若い職員には「仕事を覚えて、お客さまから『よくやってくれたよね』という言葉を聞くまでは、歯を食いしばって我慢しろ」と言い続けていると明かした。「一つ一つのことに一生懸命に向き合って自分のものにすると、その先が見えてくる」。
 これからの金融業についても話が及んだ。少子化や人口減少で業界はますます厳しい状況になるが、問題意識を持ちながらも、地元密着という強みを生かして地域の経済活動に寄り添っていくべきという考えを示した。
 同金庫は創立70周年。かじ取り役の竹田氏は「目的意識をもって頑張る職員たちを手助けして、役員としてその責任を取れる信用金庫であれば、地元にかわいがってもらえるチャンスは続いていくという思いで、これからもやっていきたい」と力を込めて話した。
(井嶋義典)
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