今年度初のアカウミガメ産卵

2018/05/15 00:00(公開)
ピンポン玉ほどの卵が産み落とされた産卵巣(市提供)
豊橋の表浜で過去20年で最も早く

 豊橋市小島町の太平洋岸・表浜海岸で13日、今年度初めてアカウミガメの産卵があった。市によると、過去20年で最も早い。産卵は9月まで続く見通し。
 同市アカウミガメ実態調査員の兵田千秋さん(71)=同市=が13日午前5時ごろ、砂浜に残るウミガメの足跡を発見。周囲を確認するも卵は見つからず、翌日、再度確認すると、海から約18㍍離れた砂浜に埋まっているピンポン玉ほどの大きさの卵を見つけた。
 初産卵は昨年より2日、平年より11日早い。卵は60日ほどでふ化し、子ガメたちは大海原へと旅立つ。
(飯塚雪)
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