豊川高校の創立90周年記念式典

2018/05/17 00:00(公開)
式典で合掌する生徒たち=豊川高校鳳翔閣で
 豊川市の私立豊川高校(相馬三孝校長)の創立90周年記念式典が16日、同校鳳翔閣で行われ、来賓や生徒ら約800人が出席した。
 学校を運営する豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)による祝祷諷経(しゅくとうふぎん)が行われ、本宮顕道理事長の他、前理事長で、現在は曹洞宗・永平寺(福井県)の貫首を務める福山諦法禅師も来校し、法要が営まれた。
 相馬校長は、1928(昭和3)年の開校以来、夜間中学など社会の変化に対応しながら地域の教育に貢献してきた歴史を振り返り「生徒には先人たちの汗と努力による盤石な土台に立っていることを再確認し、本校で学べることに心から感謝し、さらなる飛躍を期したい」とあいさつ。
 来賓で招かれた大村秀章県知事は「豊川高校は文武両道のシンボルのような存在。学業とスポーツの両面でさらなる活躍に期待したい」と述べた。また、山脇実・豊川市長は市長就任以来、毎年駅伝部の応援で京都を訪れていることや、水泳部に50㍍プールが整備されたことを挙げて「ますますの活躍を」とエールを送った。
(由本裕貴)
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