豊橋の五並中でブロック塀解体始まる

2018/06/30 00:00(公開)
解体が始まったブロック塀=五並中学校で
 大阪北部で起きた震度6弱の地震で小学生らが倒壊したブロック塀の下敷きとなり、死亡したことを受けて実施した安全点検で、豊橋市教育委員会は29日、危険性を確認した市立五並中学校ブロック塀の解体を始めた。
 国道42号沿いのブロック塀(30㍍)で、建築基準法で定めている高さ(2・2㍍以下)を上回る2・6㍍だった。通学路にもなっていた。
 解体工事は業者が5日間の日程で進めており、ドリルやハンマーを使って壊し、解体を終えた後、金網タイプのフェンス(高さ1・5㍍)を取り付ける。
 塀は同法が改正された1981(昭和56)年よりも前に設置されており、旧基準では適合していた。解体にあたる業者によると、鉄筋も複数入り、頑丈にできているという。
 安全点検の結果では、13の市公共施設でブロック塀の危険性が確認され、市は今後、補強などの対策を講じる。
(中村晋也)

豊川市が小中学校除く公共施設ブロック塀点検

 豊川市は29日、市内の小中学校を除く公共施設のブロック塀を点検した結果、市文化会館、八南保育園、平尾住宅の3カ所で現行の建築基準法に適合しない塀を確認したと発表した。
 点検は19日から28日にかけて行われ、目視で劣化状況などを確認。文化会館では西側と南側境界一部(高さ2・17㍍、幅約139㍍)、八南保育園では東側境界一部(高さ1・21㍍、幅約8㍍)、平尾住宅では北西側境界一部(高さ1・27㍍、幅約15㍍)で、いずれも控え壁がなく危険と判断された。
 市は、この他に確認された老朽化の進んだ塀も含め、撤去・改修を選択肢に早期に対応する。
(由本裕貴)
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