西日本豪雨で岡山派遣の田原市消防援助隊報告

2018/07/12 00:00(公開)
山下市長に活動報告を行う消防署員ら8人=田原市役所で
 西日本豪雨災害を受け、田原市消防本部から岡山県倉敷市に災害派遣されていた2小隊が任務を終え11日、田原市役所で山下政良市長に活動報告を行った。
 派遣されていたのは1次、2次隊各4人の計8人で、1次隊は7~9日、2次隊は7~10日までの間、倉敷市小田川の氾濫災害で緊急消防援助隊愛知県隊後方支援中隊として、宿営地設置や災害現場での活動隊の後方支援任務にあたった。
 現場では、泥だらけになって被災地から戻ってくる救急車や資機材の洗浄準備、活動隊のための食事やシャワー設備の準備など、ほとんど休む間なく活動していたという。現在は3次隊4人が現地で活動を行っている。
 1次隊の鈴木智博隊長は、活動を終えて「何が起こってもおかしくない。備えが重要なことを痛感した」と振り返った。現地の消防分署が被災しているのを見た2次隊の小山光晴隊長は「本当に準備について考えないといけないと実感した」としみじみ語った。
 8人を迎えた山下市長は「しっかり活動してきたという報告を受けています。この先も要請があれば、支援に行って活躍していただきたい」と労をねぎらうとともに、活動にエールを送った。
(井嶋義典)
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