「第15回全国手芸グランプリ」(日本手芸学会主催、東愛知新聞社など後援)の表彰式が10日、豊橋市の「ロワジールホテル豊橋」で開かれた。上位入賞者に賞状と記念品が贈られた。
学会の本部は豊川市萩町の社会福祉法人「順明会」にある。会の大塚昌明理事長や施設のスタッフらが東日本大震災の被災者支援に出向いた際、避難所で時間を持て余す人が目立つことに気付いた。刺しゅうのうち最も簡単な「クロスステッチ」に取り組んでもらおうと作品募集を決め、震災の翌年から始まった。
今回は東北に住む被災者をはじめ、それ以外の地域の65歳以上の人たちから88点の応募があった。
グランプリ大賞に選ばれた岡崎市の宮本まるみさんの作品「紅葉狩りだ!ワン」は、愛犬の横顔のアップと背景の美しい紅葉が素晴らしい。東愛知新聞社賞の豊川市の大石今子さんの作品「こんな別荘がほしい」は、理想的な暮らしができそうな花々に囲まれた家を表現した。
表彰式で大塚理事長は「すてきな作品が集まりました。どの作品も一針一針に向き合う皆さんの思いが込められ、感動しています」と述べた。新城市の下江洋行市長、豊川市選出の藤原宏樹県議、東愛知新聞社の芦沢典幸社長らが祝辞を述べた。
グランプリ大賞、東愛知新聞社賞を除く主な入賞者は次の皆さん。(敬称略)
最優秀賞=松井君枝(豊川市)▽愛知学泉大学学長賞=神子田節子(宮城県刈田郡)▽豊川市長賞=清水房子(岡崎市)▽かきつばた賞=笠原宗子(東京都江東区)▽ステッチ賞=丸山道子(豊川市)▽さつき賞=大友久子(宮城県名取市)▽ミツバツツジ賞=村上智子(岩手県盛岡市)▽日本手芸学会賞=竹内三枝子(豊川市)▽福士淑子(岩手県大船渡市)▽愛知学泉短期大学学長賞=吉本かずみ(豊川市)
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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