蒲郡まつり市民ミュージカル本番へ稽古

2018/07/19 00:00(公開)
歌と踊りの稽古に励む子どもたち=蒲郡市生きがいセンターで
 蒲郡まつり恒例の市民創作ミュージカルが29日、蒲郡市民会館中ホールで上演される。今回のタイトルは「いつもの朝のために」。園児や小学生を中心に60代までの35人が歌と踊りで戦争で失った人や動物の命について考え、平和の尊さを描く。
 市民公募で集まったグループ「この指とまれの会」が毎年行っている。まつりでの上演は25作目となる。
 物語は太平洋戦争時に空襲から避難する子どもたちが動物園の飼育係員との出会い、人間だけでなく動物までも犠牲にあったことを告げられる。タラヨウの葉に平和と希望、勇気の言葉を書いて願いを込めるという筋立て。6幕あり、計13曲の歌をつなぐ。
 会場にはタラヨウの葉を模した布を500席の客席に設けて出演者が回収してステージに掲げるなど一体感も演出する。またキラーロボットや戦車、ポストロボットなど過去から未来への進化も伝える。
 脚本と演出を手がけた本多公子さんは「平和と命が唯一の存在。子どもたちにも戦争が日常を奪うものであることを伝えたい」と話している。
 上演は29日午後2時から。開場は同1時半。入場無料。
(安藤聡)
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