愛知丸と福江、三谷水、足助3高が通信交流

2018/07/30 00:00(公開)
愛知丸に乗船した3校の生徒たち
 県立福江(田原市)三谷水産(蒲郡市)足助(豊田市)の3高校生徒が29日、実習船愛知丸と各学校を結んで語り合う「船上トークセッション」を行った。船には3校生徒が乗船、各学校にいる生徒たちと4会場を映像でつなぐシステムで各地域の魅力などを話し合った。
 観光など地域の特色を活かした教育を通じて取り組む3校がどのような活動をしているのか情報交換しようと初めて企画。NTT西日本名古屋支店とシスコが協力した。
 蒲郡市の竹島ふ頭に停泊した愛知丸には3校生徒の11人が乗船。船員がつくったまかないのカレーを食べたり、福江高からは伊良湖黒牛、足助高はジビエの猪肉、三谷水産は愛知丸ごはんジュレを提供して味を確かめた。
 通信交流では福江はメロンやホタルの名所があることをPR、足助は紅葉の名所香嵐渓、亡くなった人の家で盆踊りをしている風習などを紹介。三谷水産は愛知丸で釣ったカツオを使ったジュレや、カガミガイやメヒカリで魚醤(しょう)づくりに取り組んでいることを説明した。
 福江の寺田安孝校長は「半島先端部と中山間部と生徒数が少なくなっている学校同士が交流できたのは有効。今後もシステムが配備されればさらなる交流をしていきたい」と話した。
(安藤聡)
4会場を結んだシステムの映像
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