豊川工高と特別支援学校の陸上交流10年目

2018/08/10 00:02(公開)
特別支援の生徒からバトンを受ける豊川工の近藤さん㊧=豊川市陸上競技場で
 長年交流を続ける県立豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)と豊川特別支援学校(藤井毅校長)高等部の陸上競技部が9日、市陸上競技場で夏休み恒例の合同練習会で汗を流した。
 ちょうど10年目を迎える恒例の交流行事には、豊川工から21人、特別支援から14人が参加。グループごとに分かれ、豊川工の部員が普段実践している体操や、ハードルを使った体幹強化のためのウォーミングアップトレーニングを指導した。
 1周400㍍のトラックではグループ対抗リレーを実施。一人200㍍を走り、豊川工の生徒から特別支援へ、また特別支援の生徒から豊川工へとバトンが渡され、互いに声援を送り合った。
 毎年秋に豊川工が駅伝大会の県予選に出場する際、特別支援の生徒がメッセージ入りの応援旗を持って激励に駆け付けるなど、授業や清掃でも交流がある。豊川工の主将で、今月インターハイにも出場した近藤幸太郎さん(3年)は「みんな陸上を楽しんで、もっと好きになってほしい。応援してくれているので、期待に応えたい」と都大路出場を誓った。
 特別支援の陸上競技部も、9月15日に刈谷市で行われる障害児者のスポーツ大会「愛ぴっく体育大会」に出場する予定で、顧問の教員も「豊川工業さんが積極的にコミュニケーションを取ってくれて、いい機会になった」と感謝した。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 藤城建設 住まいLOVE不動産 さわらび会 虹の森 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国