豊川久保町で歴史学習会

2018/09/02 00:00(公開)
大江定基にまつわる昔話を朗読する小杉さん㊨=久保神社集会所で
 豊川市久保町の久保神社集会所で1日、地域住民らでなる「久保町歴史研究会」(山口廸昭代表)による児童を対象とした歴史学習会が初めて開かれた。
 会員の小杉よしみさんと宇野延彦さんが講師を務め、小杉さんは久保が出身とされる平安時代の大江定基にまつわる昔話を朗読。力寿姫とのロマンスを紹介した。宇野さんは名鉄国府駅の歴史をテーマに語り、開業を機に周辺に商業施設が発展した経緯や、1975(昭和50)年には甲子園に出場した国府高校野球部のパレードで駅前が盛り上がった様子も振り返った。
 11人が活動する同研究会は2014(平成26)年9月から定例研究会を初めて、まる4年を迎えた。これまでは町民らと地域の歴史スポットを巡るウオーキングイベントを行ってきたが、今回は初めて子ども会に呼び掛けて学習会を開いた。山口代表は「教えるために我々も学び、やりがいにもつながる。来年以降も夏休みを中心に続けていきたい」と話した。
 興味深そうに話に聞き入った五十嵐希依(めい)さん(11)は「いつも見ている国府駅の昔を知ることができて面白かった。もっと地元の歴史を知りたいと思った」と話していた。
(由本裕貴)
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