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2018/09/03 00:00(公開)
ルバーブと苺のジャム
「新城産ルバーブ」知名度アップへ

 新城市北東部の七郷一色で栽培される野菜ルバーブの良さを発信しようと加工業者と奥三河観光協議会とのコラボ商品「ルバーブと苺(いちご)のジャム」が商品開発された。「奥三河の美と健康」をテーマにした活動展開をしていこうと、英語表記のラベルとロゴマークを入れたビンで1日から市内で試験販売を始めた。
 ルバーブはロシアのシベリア原産でタデ科の野菜。軸の部分を食用にでき、加熱すると溶けやすくジャムなど加工用として用いられる。カリウムが多く、高血圧など生活習慣病の予防に良いとされる。
 七郷一色地区では特産品づくりとして約15年前から生産が始まり、7人が長篠を拠点に活動する助け合い組織「つくしんぼうの会」(荻野孝子会長)に買い取ってもらっている。
 同会は加工してジャムづくりをして名古屋のアンテナショップで販売した。荻野会長は「10人中9人がルバーブを知らなかった」と話す。
 健康にも良いとされるルバーブの知名度を上げようと同協議会と商品開発をした。市内で生産されるイチゴ「紅ほっぺ」とのジャムにし、ラベルには英語の説明文も記載。ふたには奥三河を象徴とする鳳凰をモチーフにしたロゴマークを入れた。
 「整腸作用もあるといわれますので健康にも良いジャムとして人気を呼べれば。栽培している七郷一色の人たちも喜ぶと思う」と荻野さん。
 一方、同協議会はDMOの事業展開としても捉える。「英語表記にして10月に行われるニューキャッスルアライアンス会議の参加者にもお勧めしたい」と期待を込める。
 「ルバーブと苺のジャム」(150㌘)は1瓶450円(税別)。ほかにもJA愛知東と協議会のコラボ商品「ゆずジャム」(140㌘)と「ブルーベリージャム」(同)は各500円(同)で長篠の「こんたく長篠」で試験販売している。
(安藤聡)
新城市七郷一色で栽培されるルバーブ
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