豊橋市自然史博物館が小・中学生から夏休みの自由研究を募集した「第14回自然史博物館自由研究展」で、最優秀賞に3年連続で杉本翼さん(同市立青陵中2年)が選ばれた。また、小学生の部では石川春果さん(同市立二川南小5年)が受賞。2人は、13日の表彰式で研究結果を発表する。
子どもたちに理科や生物に興味を持ってもらい、身の回りの不思議に疑問を持ち、調べる力を養ってもらおうと、2005(平成17)年から実施。生物、地学をテーマにした市内74校214点の代表作品を、同館学芸員や市内の教諭らが審査し、最優秀賞や優秀賞など入賞作29点を選んだ。
杉本さんは、小学4年生から継続的に、県内の大原川や朝倉川などでゲンジボタルの行動を観察。毎年同じ場所で産卵する理由を、温度や苔の長さ、水分量などを計測することで解明しようとした。
一方、石川さんは小学3年生から取り組むシロツメクサ(クローバー)の研究について、今年は季節による発根の違いを調査。昨年末から半年間、自宅近くの5カ所で採集したシロツメクサを観察し続けた結果をまとめた。
小・中学生の力作は表彰式後から11月11日まで、同博物館で展示される。
最優秀賞以外の主な入賞者は次の皆さん。
【小学生の部】優秀賞=中野千乃(松葉6)小林伸輝(岩田6)▽奨励賞=石田奈都(植田5)森田圭(東田5)小林優花(石巻4)市川ひとみ(花田5)
【中学生の部】優秀賞=贄充希(東陽3)岩田くるみ(同2)▽奨励賞=間瀬優芽(高師台2)石川琳子(中部1)佐藤麗桜(東陽1)
(飯塚雪)
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