新城作手中で模擬裁判員裁判

2018/10/20 00:00(公開)
グループ評議で無罪とする根拠を考える生徒たち=新城市立作手中学校で
 新城市立作手中学校(木村恭一校長)で19日、県弁護士会東三河支部の会員弁護士4人による出前授業が開かれた。3年生13人は裁判員裁判となった強盗致傷事件の模擬裁判員となり、弁護士と一緒に被告が有罪か無罪かを考えた。
 同校が裁判員裁判に関心を持ってもらおうと同校3年生の社会科授業の一環として実施。同支部ではこれまで2012(平成24)年度から要請のあった学校に出向いて授業を行っている。
 取り扱ったのは、アルバイトの男がコンビニ店に押し入り、男性店長にナイフを突きつけ「金を出せ」と脅し、現金10万7000円を奪って逃げたほか、追いかけきた店長を殴り、全治1カ月のけがを追わせたとした強盗致傷事件。公判で被告は犯行を否認した。
 生徒たちは3グループに分かれて評議、弁護士が各グループに立ち会った。
 どのグループも被告に犯人であるための証拠が整っていない点を指摘して無罪とした。
 弁護士からは「参考人の供述の不十分さなど道筋を立てて考えることができてすばらしい」など目を細めた。
(安藤聡)
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