イノチオホールディングス本社で大菊の展示
日本を代表する花、菊を見学してください―。イノチオホールディングス(豊橋市向草間町、石黒功社長)の本社で1日から11日まで、直径20㌢を超える大輪を咲かせる「大菊」の展示が行われる。約100鉢が玄関エントランスに並び、美しい姿を見せる。
イノチオグループの菊の育種会社「イノチオ精興園」(広島県)の銘品種が勢ぞろい。プロが丹精込めて育てた黄色、白、ピンクなどの菊が会場を彩る。
イノチオホールディングスは、旧イシグロ農材を中核とする企業で、農業施設の建材をはじめ農薬・肥料、温室の環境制御システムの施工・販売を行い、地域の農業をサポートしている。2015年に現在の名前に変更した。名称を変更後、「イノチオってどんな会社」と問い合わせがあることから、この機会に本社に足を運んでもらい、業務内容も詳しく知ってもらおうと企画した。
すでに大輪の花を咲かしているが、見ごろは5日以降。見学できるのは午前10時から午後4時まで。場所は渥美線高師駅から国道259号を田原方面へ向かってすぐ。駐車場完備。問い合わせは同社(0532・48・5711)へ。
(竹下貴信)
豊川・白川沿いにコスモス
豊川市市田町内を流れる白川沿いで、今年もコスモスが咲き乱れている。県道31号の南側、下野橋から赤早稲橋にかけて濃淡のピンクや白のコスモスが花を咲かせ、秋風に揺れている。
地元有志で構成され、年6回ほど堤防や周辺の草刈りや清掃を行っている「自然豊かな白川を愛する会」(柿野光伸代表)が種をまいた。市田町内には公園がなく、町民が安らげる場所を設けようと雑草やごみで荒れていた土手を美しくよみがえらせた。日中は散歩で訪れる人も増え、新たな秋のスポットとして定着しつつある。
(由本裕貴)