豊橋の二川宿本陣まつり体育館で大名行列

2018/11/05 00:00（公開）

社会文化・エンタメ

あいにくの降雨により、屋内で行われた大名行列=二川小学校で

　豊橋市の二川宿本陣まつり（まつり開催実行委員会主催）が４日、二川地区で開かれた。呼び物の大名行列は、あいにくの降雨のため同市立二川小学校体育館に会場を変更して実施、多くの人が見物した。
　行列は、名君と言われた吉田（豊橋）藩主・松平伊豆守信明の大名行列を再現。会場では、信明と、娘の雅姫、琴姫をはじめ、二川地区３小学校の児童、住民ら約３００人が館内を歩いた。二川南小学校児童の奴踊りもあり、詰めかけた父母、住民らから拍手を浴びた。
　信明役は、二川地区にある積善病院の橋本眞徳院長（69）で「皆さん楽しんでやっていて、私も十分に楽しませてもらいました。住民の皆さんが協力してつくり上げたまつりに参加させてもらい、光栄です」と感想を話した。
　あでやかな姿でカメラを向けられた姫様の２人。雅姫の丸山紗季さん（21）は「外を歩けなかったのは残念ですが、思った以上にお客さんがいっぱいで良かったです」、琴姫の松坂知恵さん（21）も「旧東海道のまち並みを歩いてみたかったです」と少し残念そうだった。
　旧東海道沿いでは、中学生や住民らによる多彩な催しや販売もあり、訪れた人たちが買い物をしたり、催しを楽しんだりしていた。
（中村晋也）

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