豊川市医師会と市は9日、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種の終了が迫っていることから、市内の医療機関15カ所と保健センターで、医師や担当職員が赤いTシャツを着て接種を促すキャンペーンを始めた。14日まで。
国は、2013年6月から22年3月まで、ワクチンの副反応を懸念して積極的な接種の推奨を控えていた。その後、副反応とワクチン接種との因果関係がないとされたことや、ワクチンそのものが変わったため、現在は小学6年から高校1年相当の女性に対して推奨を再開している。
キャッチアップ接種は、推奨していない間に打てなかった1997年4月2日から2008年4月1日までに生まれた女性を対象に費用を免除している。期間は来年3月まで。3回の接種が必要なため、今年9月までに1回目を打たないと間に合わない。これを過ぎると約10万円の費用がかかる。
同市中央通3の「ささき小児科」では、佐々木俊也院長がPR。「子宮頸がんは別名『マザーキラー』と呼ばれ、毎年約1万人がかかり、約2900人が亡くなっています。ワクチン接種を検討してください」と話す。
市内では内科、小児科など40の医療機関でワクチンを接種できる。問い合わせは、かかりつけ医か保健センター(0533・95・4801)へ。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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