日本高野連は9日、プロ志望届の提出者リストを更新し、新たに11人が追加され合計56人になった。東三河勢では、この日までに豊川のモイセエフ・ニキータ外野手、豊橋中央の内山京介投手、髙安累内野手が提出している。
ロシア人の両親を持つモイセエフは、同世代屈指の左のスラッガー。高校入学時は180㌢、66㌔と細身でパワーがある選手ではなかった。だが、プロ入りへの強い思いで長谷川裕記監督と体づくりやパワー向上に取り組んだ。
1日3食に加え、プロテインや補食をとり、筋力トレーニングをし、1年冬は夕食時に白米を1㌔食べた。この効果で、約5カ月で10㌔の増量に成功。昨秋の公式戦で打率5割7分6厘を残し、プロ注目選手となった。今春のセンバツで好投手の吉岡暖(阿南光)から低反発バットでの第1号本塁打を放った。
内山投手は、しなやかなフォームから最速148㌔の威力抜群の直球を投げ込む。児童養護施設で育ったが、野球に打ち込んできた。高校から投手に転向し、2年から急成長。萩本将光監督は「ばねがあって身体能力の高さは抜群」と期待する。髙安内野手は高い身体能力を生かした走攻守そろったプレーが持ち味。
プロ志望届は10月10日に締め切られる。ドラフト会議は24日。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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