前週末のプレシーズンマッチ「AICHI CENTRAL CUP 2024」は、B1リーグ開幕前に4チームが「愛知最強」の座を懸けた前哨戦となりました。
初戦のFE名古屋戦は第1クオーター(Q)にヌワバがあいさつ代わりの3点プレーで先制、キャプテン佐々木も3点シュート(3P)で続きリードします。FE名古屋もインサイド中心に巻き返しを図ります。2Qは連続3Pで突き放し、激しいディフェンスからの速攻で3Pへと持ち込むなど52対32で折り返しました。得点できない苦しい時間帯も守りでプレッシャーを与え、終始安定した試合運びで94対60の快勝でした。
シーホース三河との決勝戦もヌワバと佐々木の連続得点で先制、激しいディフェンスからの速攻と3Pも決まって序盤で20対4と大量リード。三河も外国籍選手の得点など3Pを含む14連続得点で1Q終了時に5点差とします。互いに激しい守りで主導権を争う中、ヌワバの豪快なダンクやシュートブロックで勢いを取り戻して44対32で前半を終えます。後半もヌワバのアタックや高確率で3Pを決めリードを広げます。司令塔コンビの大浦、佐々木の両選手の活躍で粘る三河を突き放し93対69の大勝でした。
大黒柱メイテン選手を欠く中、今季一番の見どころ「アグレッシブなディフェンス」で観客を魅了しました。新加入選手も要所で躍動し、チームの成長がますます楽しみです。今後のさらなる進化に期待してください。
日本デビューのFE名古屋戦でいきなり20得点、7リバウンド、3アシスト、スティールとブロックを二つずつ記録しました。ブースターの皆さんに絶大なインパクトを与え、同試合の最優秀賞も獲得。決勝はサイズが大きい三河選手を相手に26得点、13リバウンド、2アシスト、スティールとブロックは各四つと攻守にわたる大活躍で大会MVPに輝きました。さらに得点王とリバウンド王も獲得し、規格外のスケールを見せるヌワバ選手に今後も熱い声援をお願いします。
次節は21~23日の天皇杯2次ラウンドです。徳島市アミノバリューホールで徳島ガンバロウズ他と戦います。徳島とは初戦は昨季プレシーズンも戦った相手。Bリーグ以外にも高校や大学、社会人も出場する日本バスケ界の頂点を競う伝統のある大会で初の栄冠を目指します。ご声援よろしくお願いします。
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Bリーグは10月5日から2024~25シーズンが開幕します。今季は開幕前からフェニックス「SAN-ENアンバサダー」の鹿毛誠一郎さんがチームの動向を伝えます。
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