一宮西部小がネットで豪州サマベル小と交流

2019/02/26 00:00(公開)
カメラに向かってけん玉を披露する(右から)田中君、鈴木君、小林君=一宮西部小で
カメラに向かってけん玉を披露する(右から)田中君、鈴木君、小林君=一宮西部小で
 豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は25日、英語教育の本格化を見据えた全校児童参加のグローバル集会を開き、インターネット電話サービス「スカイプ」でオーストラリア・ビクトリア州にあるサマベル小学校と異文化交流を行った。
 体育館の大型スクリーンに、太平洋を挟んで8000㌔以上も離れたサマベル小の児童らが映し出されると、「ハロ~!」とあいさつ。サマベル小も「コンニチハ~」と日本語で返した。
 写真を使って学校の施設や行事を紹介し、児童全員で君が代を歌うと、現地も国歌や校歌を斉唱でお返し。一宮西部小の児童らは歌やダンスの他、お手玉やけん玉といった昔遊びや、空手道場・聖和館に通う山元彩希さん(6年)と新川輝さん(6年)が空手の型を披露するなど、カメラを通して日本伝統の文化を伝えた。
 6年生の田中太智君、鈴木一冴君、小林里央君の3人は、4年次に在籍したけん玉クラブでも身に着けた巧みなけん玉の技を披露し、オーストラリアの子どもたちを驚かせた。田中君らは「日本の伝統的な遊びを地球の裏側にいる子たちに知ってもらえてうれしい」と話した。
 同国とは時差が2時間しかなく、シデナム小で日本語を教えている教員・森彩香さんの協力もあり、昨年に続く国際交流が実現。英語で質問時間も設けられ、貴重な時間を過ごした。
(由本裕貴)
シデナム小児童が映った画面を背に空手を披露する山元さん㊨と新川さん=同
シデナム小児童が映った画面を背に空手を披露する山元さん㊨と新川さん=同
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