VR装置を使い危険予知訓練

2019/03/14 00:00(公開)
VRで危険予知能力を学ぶ中高生ら=アジアクリエイトで
VRで危険予知能力を学ぶ中高生ら=アジアクリエイトで
豊川でアジアクリエイト協力
 豊川市子ども会連絡協議会は、安全体感教育装置の設計・製造などを手掛けるアジアクリエイト(蔵子7、佐藤邦男代表取締役社長)の協力で「危険予知能力をプロから学ぶジュニアリーダー春季研修会」を開催した。
 同社は昨年、東京ビックサイトで開かれた「メンテナンス・レジリエンスTOKYO」に労働安全衛生展部門で出展実があり、安全意識の向上と安全対策の措置・指導を行うプロ集団が在職する企業。同社の安全体感研修センターを会場に、子ども会に所属する中高生のジュニアリーダー9人が身近で起こりうる危険を体感し、学校教育では分からない危険予知能力を養った。
 地震体感安全装置では、震度5強の強い揺れを体感すると共に、VRでコンビニエンスストア内にいる自分が被災する状況を体感。また、愛知工科大学の支援の得て開発されたVR装置を使い、駅のホームで「歩きスマホ」でのゲームに夢中になっている最中、人身事故が発生する様子も再現され、リアルな危険の発生に気を引き締めた。
 同協議会は各地域での子ども会イベントでの事故防止たのめ、毎年父母を対象とした危険予測トレーニング研修会を実施。指導する市教育委員会は企業連携にも力を入れており、アジアクリエイトの協力で今回の研修が実現した。
(由本裕貴)
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