人気の竹島水族館で年間入館者45万人突破

2019/03/22 00:00(公開)
くす玉が割られ、45万人目の入館者らを祝う小林館長㊨=蒲郡市竹島水族館で

 蒲郡市竹島水族館の年間入館者数が21日、45万人を突破した。今年度は1978(昭和53)年度に統計を初めて以来最多のペース。45万人目の親子にプレゼントを贈った小林龍二館長は「来館してくれたお客さんをいかに楽しんでもらえるかを考えていきたい」と話した。


 水族館は1956(昭和31)年7月8日、竹島橋近くで開館。62年に現在の場所に新築移転した。


 入館者数は2016年度に39万8193人が最多だった。17年度は耐震工事などで約36万人だったが、今年度の月間入館者数は11カ月中8カ月が最多になっていた。

 

3組の親子に幸運


 この日午前10時、西尾市の福田景子さん(36)と幸村君(8)、石本愛佳さん(36)と楓さん(11)、陽向さん(9)、有馬千恵美さん(36)と幸花ちゃん(2)、綺花ちゃん(0)の3組の親子が入館して70万人を突破。飼育スタッフが1㍍大のチンアナゴのぬいぐるみをプレゼントした。


 福田さんは「同級生の家族で誘い合わせて来たら45万人目で驚きました」、石本陽向さんは「水族館はよく来ます。ぬいぐるみがもらえてうれしい」と白い歯をこぼした。


 同館の年間入館者数は1990年代後半は20万人だったが2005年度に12万3364人と落ち込んだ。地元漁港から漁に出る漁師の協力を受けて深海生物の展示に力を入れるほか、生物の展示解説などに工夫を凝らして入館者数をV字回復させた。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

光生会 藤城建設 蒲郡信用金庫 さわらび会 住まいLOVE不動産 虹の森
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国