愛大生・本多さん中国訪問の報告

2019/05/17 00:00(公開)
中国訪問について語る本多さん=東愛知新聞社で
中国訪問について語る本多さん=東愛知新聞社で
 愛知大学地域政策学部2年の本多基准(もとちか)さん=豊橋市駒形町=が、日本大学生訪中団の一員としてこの春、中国を訪問、今の中国を肌で感じた。
 中日友好協会が日本の学生に中国の姿を見てもらおうと毎年行っているもの。今年は3月20日から27日の日程で北京や広州などを訪問、全国から100人の学生が参加した。
 本多さんは中国でテクノロジーが進んでいることに驚いたといい、無人コンビニでの買い物をはじめ、小さな屋台でもキャッシュレスの支払いができたこと、街中のいたるところにレンタサイクルがあり、それもキャッシュレスでスマホをかざすだけで利用できることに、「中国も進んでいる」と実感した。
 また中国では投資をする学生が多いことにも驚き、100円ぐらいから投資できることを知った。その上で「投資の環境が整っており、日本に比べるとベンチャー企業が育ちやすい」と感じた。
 一方で格差も大きいと痛感、上を見ても、下を見てもキリがない状況だったという。
 本多さんは「IOT社会、AI社会にまい進する世界の最先端を走る姿と同時に、格差や大気汚染問題が深刻な状況も見ることができた。中国の多面的な姿を知ることができ、とても良い経験になった」と話していた。
(竹下貴信)
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