豊川桜木小で下水道講座

2019/06/19 00:00(公開)
紙を水に溶かす実験を行う子どもたち=桜木小学校で
紙を水に溶かす実験を行う子どもたち=桜木小学校で
 豊川市立桜木小学校(馬場孝利校長)で18日、市上下水道部による下水道講座が行われ、4年生児童62人が下水道の仕組みを学んだ。
 下水管理課の職員4人が講師として来校し、独自に作成したパンフレット「知ってる?下水道」を教材に、水の循環や市内の下水道の構造を説明。下水管の長さは日本全体で地球10周分、豊川市だけでも約1000㌔にも及ぶことを紹介し「下水道は川や海、街がきれいになるだけでなく、大雨から家を守ってくれる」と役割も明かした。
 子どもたちは水の入ったビーカーにトイレットペーパーとティッシュペーパーを入れ、かき混ぜる実験も実践。ティッシュは水に溶けない性質で、トイレに流すと詰まってしまうことを確認した。水をろ過する過程で活躍する微生物を顕微鏡で観察する時間もあった。
 橋爪共弘課長補佐は「みんな家が近いから、下水管はつながっている。だから大切に使うようにお父さんお母さんにも伝えてほしい」と呼び掛け、松井梨緒さん(9)は「ティッシュはトイレに流しちゃいけないことが勉強になった。食べ残しもしないよう気を付けたい」と話した。
 市は他校でも同様の出前講座を予定しており、今年度は7月中旬にかけて18校で実施する。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国