愛知工科大生がIoTインターンシップ参加へ

2019/07/25 00:00(公開)
意気込みを語る学生ら=愛知工科大学で
意気込みを語る学生ら=愛知工科大学で
三河地区9社に1期生15人

 愛知工科大学(蒲郡市西迫町、安田孝志学長)工学部IoTモノづくりコースの1期生15人が8月下旬から三河地区の製造業9社で管理システム構築などインターンシップ実習に取り組む。24日には同大学で激励会が行われた。
 IoT(Internet of Things=モノのインターネット)はパソコン類以外のモノをインターネットに接続する技術。近年、製造業などでは生産性の向上を目指そうと注目が集まっている。
 同大学は17年度にコースを開設。工学部3学科(機械システム工学、電子制御・ロボット工学、情報メディア)から学生5人前後を選抜し、2年生からコースでの特別カリキュラムで行っている。
 コースでは学内でトイレの使用状況、駐車場停車状況、学食のメニュー売れ行き状況など情報を伝えるシステム構築に取り組んでいる。インターンシップは企業現場での実習と位置づけた。
 1期生15人は8月下旬から9月上旬にかけて9社に分かれて5日または10日間の日程で実習する。
 裁勝俊さん(21)=機械システム工学科=は「受講してみてIoTは実用的なものとなると思う。生産現場でのシステムづくりを考えて企業に役立てもらえるようにしたい」と意気込みを語った。
 安田学長は「IoT導入には社会のニーズが高まっている。各企業でどのぐらい求められているのかを理解し、積極的に取り組んでもらえれば」と激励した。
(安藤聡)
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