姫街道の4車線化進む

2019/09/04 00:00(公開)
朝の通勤時間帯に混雑する姫街道=豊川市八幡町で
イオン進出後の渋滞悪化にも備え

 豊川市八幡地区への大型商業施設イオンモールの進出が事実上決まり、進出後に渋滞の悪化が予想されている八幡町内の姫街道の4車線化が進んでいる。
 整備が進むのは、イオンモール計画地であるスズキ跡地の北側を通る国府馬場線で、通称「姫街道」。2車線区間では朝と夕方の通勤時間帯に渋滞が発生しているが、イオンモール開店後は新城市や岡崎市方面からの主要な来店ルートとなり、さらなる交通集中が予測される。
 国府駅北側の交差点「上宿」から、東三河環状線と交差する交差点「八幡町横道西」までで4車線化が進められており、このうち事業化されている八幡工区(「筋違橋」~「八幡町横道西」)約600㍍区間の用地買収率は約80%で、改良工事に向けた詳細設計が進む。今年度は残る用地の取得と、DCMカーマなどの店舗近くにある交差点「亀ヶ坪」付近での4車線化の工事と歩道整備を予定している。
 まだ事業化されていない「上宿」~「筋違橋」の区間についても、市は県に早期整備を求めており、このうち西部土地区画整理事業地区の南側区間では、暫定的な改良整備に向けた協議を県や公安委員会と行っている。イオンモール進出に備え、渋滞緩和対策や信号周期の見直しなどが検討されている。
 交差点「上宿」の西側では国道1号と交差し、西部土地区画整理事業地区では若い世代の転入により人口が増えている。早くて2022(令和4)年の秋とされるイオンモール開業までに整備完了が求められる。
(由本裕貴)
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