豊川市観光協会はこのほど、会員向けに「詐欺メールにご注意ください」というメールを配信した。「全国的に社長、団体会長名などを名乗って配信されている情報を入手しました」とある。豊橋署も1月16日付で注意を呼び掛ける情報を発信した。
手口はこうだ。①団体代表者の実名をかたる者からメールが届き、従業員の名簿を送るよう要求される②団体代表者をかたる者からLINEグループを作成するように指示され、その中で団体の口座番号を聞かれる③会社社長の苗字をかたる複数のメールアドレスから、LINEグループを作ってほしいと会社にメールが届く④グループ会社社長の実名をかたる者からメールが届き、従業員の個人情報を送るよう要求される⑤会社社長の実名をかたる者から「業務プロジェクトに対応するため、LINEグループを作ってほしい」と会社にメールが届き、翌日、LINEグループ内で、社長をかたる者から口座を指定して現金を振り込むように指示される―と例示されている。同15日に豊橋市内で2件が確認されたという。
観光協会は、会長の名前が件名になり、本文で「メールを受領されましたら、業務連絡を円滑に行うため、あなたのLINEのQRコードをこのメールアドレス宛に送ってください。ご協力をお願いします」と書かれているサンプルを公表、無視するように呼び掛けている。
同署の発表によると対策としては、送信元のメールアドレスやドメイン、本文の内容を確認する▽メールに会社や団体の代表の実名が表示されても、日ごろ届かないような内容のメールであれば、送り主に確認したり、上司に相談する―が挙げられている。
金銭に関するもの以外に、ヘッドハンティングなどターゲットの興味を引く内容から詐欺サイトに誘導し、機密情報を盗む事例なども発生しているといい、注意が必要だ。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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