新城市鳳来南部の山吉田地区で住民が運営する「山吉田ふれあい交通」は、新年度から隣接する浜松市浜名、中央の両区の医療機関やスーパーなど8カ所を乗降地点に定めて乗り入れを始める。中部運輸局へ届け出て4月から運行を目指す。
浜松市浜名区境に位置する山吉田地区は、路線バスなど公共交通が空白となったのを受け、住民らで運行事業者団体を立ち上げた。国土交通省の「事業者協力型自家用有償旅客運送」制度を活用して2021年4月から予約制で運行している。専用の乗用車で鳳来南部地域と指定乗降場所を結んで運行している。
浜松市に設ける乗降地点は、中央区が「聖隷三方原病院」と「こぼり整形外科クリニック」の2カ所を、浜名区が「カネスエ浜松ベル21店」などスーパーと医療機関の計6カ所を定める。
運営する「山吉田ふれあい交通運営協議会」が利用者らにアンケート調査をしたところ、8割以上が「浜松方面に行く」と回答し、行き先は山吉田地区から19㌔離れた「聖隷三方原病院」や、15㌔離れたスーパーなどを挙げていた。通勤や通院、買い物などの生活圏であることから浜松市での乗降地点の設置を要望していた。
新城市と浜松市の各地域公共交通会議で協議され、了承を得た。
協議会は「通院するのに家族に乗せてもらう人もいた。負担軽減のためにも要望を受け入れてもらえてうれしい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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