ヴォルフスブルグマラソン派遣の2人が報告

2019/09/11 00:00(公開)
佐原市長に好成績を報告した女子優勝の西川さん(右から2人目)と男子2位の河野さん(同3人目)。左は夏目会長=豊橋市役所で
 豊橋市の派遣で、パートナーシティ協定を結ぶドイツ・ヴォルフスブルグ市で8日に行われた「ヴォルフスブルグマラソン2019」のハーフ部門に出場した2人が10日、市役所を訪れ、佐原光一市長に優勝と2位の好成績を報告した。
 市は、相互交流の一環として3月の穂の国・豊橋ハーフマラソンで上位に入った豊橋にゆかりのあるランナーを派遣している。
 今年は、男子総合13位で豊橋市2位の同市立南稜中学校教諭・河野宏樹さん(34)と、女子総合3位で同市1位の大学3年・西川優衣さん(21)=が走った。東三河陸上競技協会の夏目輝久会長が監督として同行。河野さんが2位、西川さんは優勝し、2人とも自己ベストを出すほど快走した。
 ハーフ部門はメイン行事で、サッカー場や建物の室内なども走り抜ける独特のコース。3000㍍障害を得意とするが、1時間12分51秒で2位の河野さんは「昨年、教え子が優勝したので優勝を狙って走ったが、2位」と悔しさをにじませ、「初の海外マラソン。お祭りのような雰囲気でゴールも温かく迎えてくれ、楽しめた」と振り返った。
 西川さんは陸上部に所属し、1500㍍を走っているが、ハーフマラソンは穂の国・豊橋に続いて2回目の挑戦。1時間21分38秒で優勝し「最初はついていき、ラスト6、7㌔で仕掛けて先頭へ出られた。穂の国とはまた違った声援を受け楽しかった。建物の中に入るなど不思議なコースで、飽きずに走ることができた」と笑顔で話した。
(中村晋也)
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