蒲郡で15年ぶり県の移動美術館

2019/09/22 00:00(公開)
アンリ・マティスの「待つ」㊨=蒲郡市博物館で
アンリ・マティスの「待つ」㊨=蒲郡市博物館で
 県美術館(名古屋市東区)と県陶磁美術館(瀬戸市)のコレクションを展示する「移動美術館2019」が21日、蒲郡市博物館で始まった。国内外の芸術家の絵画や造形物、陶磁器など計59点を展示している。入場無料。10月20日まで。
 蒲郡市制施行65周年と同博物館開館40周年を記念して企画。同市内では15年ぶりに移動美術館が行われた。
 県美術館からは油彩画を中心に日本画、ブロンズ像など44点を出展。フランスの画家アンリ・マティスが1921=22年に描いた「待つ」では窓の前に立つ2人の女性がそれぞれ違う方向を向いている姿を叙情的に表している。
 また同市出身者では太平洋戦争以前から洋画家で活動した廣本季與丸(きよまる)の「バレリーナ」(1951年作)、音部幸司の「虹」(1956年作)も展示する。
 ほかにも靉嘔(あいおう)氏の「グッドバイ・ムッシュ・ゴーギャン」はゴーギャンが描いたキャラクターを入れた華やかな色彩で表現している。
 陶磁器では、桃山時代に美濃でつくられた織部焼の一種「志野織部」の水指が異彩を放つ。鉄絵の文様が施される志野の器に、取っ手部分は左右非対称となる織部の技法が取り入れられる。
 ほかにも中国景徳鎮の大皿、雪だるまを作ろうとする3人を表現した黄瀬戸の蓋置(ふたおき)などが見られる。
 10月13日午前11時から展示説明会が行われる。期間中の30日と10月7、15日は休館。
(安藤聡)
「志野織部耳付水指」㊨
「志野織部耳付水指」㊨
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