豊川と新城の2小学校 ドローンでプレゼント交換

2019/12/17 00:00(公開)
子どもたちが見守る中、着陸するドローン=一宮南部小学校で
子どもたちが見守る中、着陸するドローン=一宮南部小学校で
 豊川市立一宮南部小学校と、新城市立庭野小学校で16日、両校のクリスマスプレゼントをドローン(無人航空機)で運び、互いに贈り合う「スカイサンタクロース」が初めて行われた。
 一宮南部小では、教室の窓から児童らが見守る中、近くから飛来したドローンが校庭に着陸。体育館で全校児童152人が見守る中、ドローンが運んできた荷物の中身が披露され、バウムクーヘンや文房具、新城市のゆるキャラ「のんすけ」のぬいぐるみという庭野小からのプレゼントに子どもたちは大喜び。「夢のドローン」として、庭野小の児童が将来実現してほしいドローンをつづったカードをクリスマスツリーに飾り付けた。
 一宮南部小の児童らも今月4日に夢のドローンについてカードに記し、この日プレゼントと一緒にドローンによって庭野小に届けられた。最新技術を駆使した庭野小とのプレゼント交換に、冨安優那さん(12)は「大きくてかっこよかった。たくさんの荷物を運んできてすごい。いつか安全に人を運べるようなドローンができてほしい」と話していた。
 豊川市と新城市では今年度、ドローンを活用した地域社会の実現を目指し、産学官連携の準備会を設立。先月22日には豊川市でドローンをテーマにした初のシンポジウムを開き、そこで出展していた東京に本社を置くトラジェクトリーが今回、機体の運行を担当した。
(由本裕貴)
ドローンが運んできたプレゼントに笑顔の児童ら=同
ドローンが運んできたプレゼントに笑顔の児童ら=同
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