高校生の河村は背番号「0」 フェニックス入団会見

2020/01/25 00:01(公開)
背番号「0」のユニフォームを手に入団会見に臨む河村=豊橋市内で
 プロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスに入団が決まった福岡第一高校3年の河村勇輝(18)が24日、本拠地の豊橋市内で入団会見に臨んだ。チームは中地区最下位、現在3勝27敗と低迷するが、河村は「チームが変わる要因になりたい」と決意を語った。 
 三遠での背番号は「0」。「過去の栄光を忘れ、プロとして0からスタートを切る」という意味を込めたと河村。B1挑戦については「自信がなければ挑戦はしない。それは、B1でプレーが通用するという自信ではなく、どんな壁にぶつかっても挑戦し続ける自信があるということです」と力を込める。
 三遠は25、26日のホーム戦で千葉ジェッツを迎え撃ち、河村が出場すればB1最年少出場記録を更新する。昨年の天皇杯で千葉と対戦しており、富樫勇樹との司令塔対決にも注目が集まるが「縁が深い、やりがいのある相手。個人的な意識よりチームの勝利に貢献できるよう自分としてできることを精いっぱい頑張りたい」と話す。共に会見した鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャー兼アシスタントコーチも「視野が非常に広く、外国人選手を生かしたプレーに期待している」と起用を明言した。
 三遠を選んだ理由については恩師から「信頼できるチーム」との助言があったと明かし「高校生という立場でいろいろなことを経験しながら、フェニックスに勝利を呼び込みたい」と意気込む。特別指定選手として3カ月の契約を結ぶが、いつまでプレーするか現時点では未定。北郷謙二郎社長は「河村選手と一緒にフェニックス伝統の速くて面白いバスケットを皆さまにお見せしたい」と“不死鳥”復活を宣言した。
(飯塚雪)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 藤城建設 住まいLOVE不動産
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国