レッサーパンダを8日から公開

2020/02/07 00:00(公開)
屋内展示場に姿を現したショウショウ=のんほいパークで
屋内展示場に姿を現したショウショウ=のんほいパークで
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)にレッサーパンダが2匹やって来た。東海3県で唯一の展示となり、6日には展示場が報道陣に公開され、やんちゃで活発な2歳の雄「ショウショウ(守守)」が少し緊張しながら登場。飼育員は「新しいアイドルになってくれることを期待している」と話した。8日午前10時から公開セレモニーを行い、先着200人に2匹のオリジナル缶バッジをプレゼントする。
 動物交換で北海道旭山動物園から1月29日に来たショウショウは、左耳だけ丸く、顔には凛々しい釣り眉のような白い毛をたくわえる。一方、1歳の雌「リーファ(李花)」は同月28日にブリーディングローンで東京都多摩動物公園からやって来た。ファンの間で美人と評判のリーファだが、神経質で臆病な面があり、まだ新しい環境に慣れている途中で、この日は姿が見られなかった。
 新居は、野鳥園近くの倉庫をリニューアル。主に飼育員らによる手作りで、総工費は約2000万円。一から作ることを考えると、5分の1ほどに抑えられたという。
 広さ65平方㍍の屋内展示場には高さ4㍍の木のやぐらがそびえ立ち、自然界では木の上で生活しているレッサーパンダらしい巧みな木登り姿が見られる。やぐらから続く連絡通路を抜けると、広さ約120平方㍍の屋外展示場が広がる。
 担当飼育員の高御堂裕紀さん(34)は「やぐらと来園者との距離も近く、間近でエサを食べる姿も見てほしい」と話している。
(飯塚雪)
報道陣に公開された屋内展示場=同
報道陣に公開された屋内展示場=同
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