熱戦に沸いた競輪の祭典閉幕

2020/02/12 00:00(公開)
佐原市長㊨らにG1初優勝をたたえられ、ゆきぽよさんとともに笑顔の清水選手㊧=豊橋競輪場で
佐原市長㊨らにG1初優勝をたたえられ、ゆきぽよさんとともに笑顔の清水選手㊧=豊橋競輪場で
 豊橋競輪場で行われていた競輪の最高クラス、GIレースの「第35回読売新聞社杯全日本選抜競輪」(施行者・豊橋市)が11日、4日間の日程を終え、閉幕した。同競輪場初のGIで、連日、大勢のファンらが観戦した。
 最終レースに続いて開かれた閉会式では、豊橋で受け継がれている手筒花火の放揚で始まり、その迫力が各地から訪れた観客を魅了。GI初優勝を遂げた清水裕友選手(25)に、同市の佐原光一市長らが賞金や伝統の仕事着、帆前掛けなどを贈った。
 トークショーを行った「ゆきぽよ」さんもプレゼンターを務め、清水選手に花束などを手渡した。
 佐原市長は「4日間、天候にも恵まれ 1万人を超える人が集まってくれた。今後も設備をよくしていき、素晴らしいレースを開催できるようにしたい」と感謝を込めてあいさつした。
 4日間で車券の売上は前回を上回る84億1000万円で、目標の85億円にあと一歩及ばなかった。入場人員は、目標(1万7000人)を大きく上回る3万2399人だった。
 GⅠレースは年間6回あり、優勝者らが年末の最高峰「KEIRINグランプリ」の出場権を得られる。全日本選抜競輪はその一つで、今回は地元の金子貴志選手(44)ら各地区から成績で選ばれた108人が出場した。
 次回の全日本選抜競輪は来年2月、川崎競輪場で行われる。
(中村晋也)
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