とよはしまちなかスロータウン映画祭で“熱唱上映”

2020/02/17 00:00(公開)
上映直後、映画の余韻が残る中、ポーズを決めて写真を撮るスタッフや観客=プラットで
上映直後、映画の余韻が残る中、ポーズを決めて写真を撮るスタッフや観客=プラットで
 開催中の「とよはしまちなかスロータウン映画祭」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)のイベントで歌ったり、鈴などの鳴り物を使ったりできる“熱唱上映”として、英国のロックバンド「クイーン」のボーカル、故フレディ・マーキュリーを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」が15日夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで上映され、会場はライブ感たっぷりの空間となった。
 前回の昨年、声を出せるなどの絶叫上映を初めて取り入れたところ、好評。今年は、今月1日に行った「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と合わせて2作品を用意した。
 この日の「ボヘミアン・ラプソディ」は満席。東三河以外の遠方から訪れる人もいて、実行委のメンバーらも付けひげ、サングラスなどでフレディになりきり、歓迎した。
 上映中、観客は流れる曲やストーリーに合わせ、手にした鈴を鳴らしたり、手拍子をしたり、曲「ウィー・ウィル・ロック・ユー」では足でリズムを刻み、テンポのいい「ドント・ストップ・ミー・ナウ」などで気持ちを高揚させていた。
 新城市から来た20代の女性2人は「ライブのようで、めちゃ楽しかったです。盛り上がりました。立ち上がりたくなるほどでしたが、ぐっとこらえました」と笑顔で話した。
(中村晋也)
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