豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」は1日、規格外のミニトマトを活用した特別メニューの提供を館内レストランで始めた。食品ロスの削減と地産地消の推進を目的としている。同市のトマト生産者「株式会社めぐりとまと」と連携する。8月31日まで。
この事業では、期間中に約220㌔、個数にして約2万個に相当する規格外のミニトマトが使用される見込みだ。農産物は味や品質に問題がなくても、大きさのばらつきや形状などの理由で規格外となり、市場への流通が難しくなる場合がある。こうしたトマトをホテルがメニューに活用することで、生産者にとっては廃棄費用の削減につながり、ホテルにとっては食材の有効活用を実現できる持続可能な循環の構築を目指す。
対象メニューは、館内の和洋中それぞれの店舗で工夫が凝らされている。「日本料理 穂のはな」ではトマトジュレとして夏野菜の冷製などに用いるほか「中国料理 梨杏」「レストラン ロジェール」ではエビのチリソースやパスタのソースとしてトマトを活用する。
西洋料理の森本浩司料理長は、大きさや形が不ぞろいであっても特有の甘みや香りがあり、料理にその個性が生きると説明した。生産者が大切に育てた食材を無駄にせずにおいしく提供することで、来店客に食の持続可能性を身近に感じてもらう狙いがある。
ホテルアソシア豊橋は豊橋市の「SDGsパートナー」に登録されており、過去にも規格外メロンを活用するなど地域資源の有効活用に取り組んできた。今後も地元農家や地域事業者との協力を通じて、地域循環型社会の実現と豊かな地域社会づくりへの貢献を続ける方針。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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