豊橋市が小学生対象に野外プログラム

2020/03/19 00:01(公開)
頂上で休憩する子どもたち=石巻山で
頂上で休憩する子どもたち=石巻山で
 豊橋市は、新型コロナウイルス感染拡大予防の一環として、休校中の小学生を対象に野外活動プログラム「おそとへ」を企画した。18日は、屋内で過ごすことが多くなりがちな子どもたちが市内の石巻山を登り、元気いっぱい体を動かした。
 16日から27日までの平日に実施。事前の検温や体調確認などのうえで感染予防に配慮しながら、講師によるハイキング、自然観察、ものづくりなどを、参加定員10人の小規模で開催している。 
 この日は、ヨガインストラクターの槙野マキさんを講師に、小学3~6年の10人が参加した。ラジオ体操で準備を整えた一行は、石巻山展望台駐車場から山頂を目指して往復2時間のハイキングへスタート。途中、子どもたちは「木の模様がお化けみたい」「蛇穴の中はどうなっているの?」などと、自然に興味を示しながら、のびのびと歩みを進めた。
 「久しぶりに友達と遊べて楽しい」「山は気持ちがいい」などの声が上がった。参加した小学3年生女児の母親2人は「自分が登るのは大変なので、市が企画してくれてありがたい。さまざまなプログラムを選べるのもうれしい」「公園でも遊ばせられず、子どもが運動不足になる。親とずっと一緒にいるのも、ストレスがたまると思うので、子ども同士で遊べるのがいい」と喜んでいた。
(飯塚雪)
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