豊橋市初の人工芝サッカー場が完成

2020/03/21 00:01(公開)
完成した豊橋市初の人工芝サッカー場=同市神野新田町で
 豊橋市神野新田町の市総合スポーツ公園に同市初の人工芝サッカー場が完成し、20日、式典などが現地で行われた。耐久性が高い上、選手のけがを抑制し、安全性に優れた上質な人工芝を採用。4月1日から利用できる。
 人工芝サッカー場は市総合体育館の南方に計画され、市が総事業費約6億9200万円(人工芝約1億9000万円など)をかけて整備していた。
 式典では、佐原光一市長が「岩田運動公園に球技場があるが、1年中使える人工芝グラウンドはなかった。グレードの高い人工芝でプレーし、(日本代表の)三浦弦太さんに続く選手の誕生を」と期待を込めてあいさつ。豊田一雄議長も「市民や少年のサッカーの拠点になってほしい」と祝った。
 豊橋サッカー協会の青山隆会長も出席。待望の人工芝サッカー場の完成に感謝し「大事に使うとともに、サッカー人口が増えるようにしたい」と述べた。関係者がコートの中にサッカーボールを蹴り入れるキックインセレモニーも行い、祝福した。
 敷地は広さ2万756平方㍍。一般用1面(105㍍×68㍍)で、少年用が2面とれる。人工芝は日本サッカー協会公認で、丈が6㌢。硬めで芝が寝にくく、引っかかったり、滑ったりしにくいため、けがを抑制。選手のパフォーマンスを高める。劣化にも強いという。
 LEDの照明が6基備わり、北側、南側の半面ずつ点灯できる。更衣室や事務室などの管理棟(平屋建て)、倉庫、観覧席(約400席)などもあり、駐車場は約240台を収容する。
 この日はミニゲームも行われ、参加者が人工芝の感触を確かめていた。
 利用の予約は24日午前9時から、市総合体育館窓口などで受け付ける。
(中村晋也)
安全性、耐久性に優れた人工芝=同
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