豊橋市消防本部「水利マップ]

2020/03/28 00:00(公開)
豊橋水利マップを作成した清水主査=中消防署で
豊橋水利マップを作成した清水主査=中消防署で
 豊橋市消防本部は、消火栓や防火水槽などの所在地情報を消防団員と共有しようと、「豊橋水利マップ」を作った。消防署の消防車のカーナビには、水利情報として登録されているが、消防団車両にはなかったため、消防本部職員が発案した。
 専用QRコードを読み取ると、グーグルマップ上で市内約8500地点の水利情報を表示する。GPSで現在地から最寄りの消火栓などを確認できるほか、タップすれば防火水の容量など詳細情報も得られる。消防団員がスマホやタブレットで確認し、迅速な消火活動につなげたい考えだ。
 発案者の清水昇主査は「全ての水利の緯度と経度を登録した。定期的に現地調査し、最新情報を反映していく。今後は消防車が通行可能な経路を表示するマップの作成を考えている」と話した。水利マップは新年度から団員へ周知し、活用する。
(木村裕貴)
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