豊橋総合動植物公園 新ライオン舎と大放飼場を報道陣に公開

2020/04/25 00:02(公開)
ガラス越しで間近に見られる「シルク」=豊橋総合動植物公園で
ガラス越しで間近に見られる「シルク」=豊橋総合動植物公園で
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)内で、市が整備している新しいライオン舎と大放飼場が24日、報道陣に公開された。ライオンたちが外で動き回る姿がガラスや柵越しで間近に見られるようになる。
 園内の自然史博物館南側のアフリカエリアに約2億7000万円かけて整備した。ライオン舎は平屋建てで128平方㍍、大放飼場は481平方㍍。
 大放飼場はアフリカの自然の中で走り回るライオン家族をイメージし、緩やかな坂や岩場をつくった。フェンスは高さ5㍍、最上部には脱出防止用として1㍍分の忍び返し柵を設置した。
 観覧場所は高さ2・2㍍、幅3・6㍍、厚さ3㌢のガラスを設けた。また柵越しに、ライオンたちの息遣いや足音なども間近に聞ける。
 現在のライオン舎は新しい場所よりも南側にある。放飼場は、堀や植栽スペースなどが観覧スペースを隔てており、9㍍の距離がある。動植物公園はより臨場感ある生態を見られるようにリニューアルした。
 新ライオン舎には雄の「アース」(1歳)と雌「シルク」(2歳)、現在のライオン舎には雌「オト」(20歳)がそれぞれ入居中だ。工事の進捗状況を勘案しながら、オトを新居に引っ越しさせる予定だ。新しいライオン舎などの一般公開は未定という。
 動植物公園は現在、新型コロナウイルス感染防止のために休園している。
(安藤聡)
ほぼ完成した新ライオン舎と大放飼場
ほぼ完成した新ライオン舎と大放飼場
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