開館を待つ豊橋・さくらピアのこいのぼり

2020/05/01 00:00(公開)
開館を待つこいのぼり=さくらピアで
開館を待つこいのぼり=さくらピアで
 現在閉館中の、豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」玄関ホールに、色とりどりのこいのぼりが飾られ、開館を待ちわびている。
 こいのぼりの設置は3年前から。館の利用者が持参した、自宅で眠っていたこいのぼりを飾ったところ、これを見た別の近隣利用者らもこいのぼりを持ち寄り、年々数を増やしている。季節を彩る風物詩として来館者からも好評だ。今年も4月に職員が設置。吹き流しと黒や赤、青、緑の大小こいのぼりが吹き抜けを優雅に舞っている。
 ホールには閉館前に近隣の高齢者らが作った、さわやかな絵柄の貼り絵も展示。「無事開館したら、皆さんに楽しんでもらいたい」と職員は話す。
 また現在、国道1号に面した同館の窓ガラスには「無病息災一陽来復雲外蒼天」と一文字ずつ書かれた紙が貼られている。
 「コロナに負けるな!」という思いを込めて、職員が筆をとった。「無病息災」は「病気をせず、健康で元気に暮らすこと」、「一陽来復」は「悪いことが続いた後、良い方向に向かうこと」「雲外蒼天」は、「試練を乗り越え、努力して克服すれば快い青空を見ることができる」との意味だ。歩行者や信号待ちのドライバーらの視線を集めている。
(田中博子)
歩行者やドライバーらに向けた書=同
歩行者やドライバーらに向けた書=同
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