豊川で「幸せの花手紙」発足

2020/05/16 00:00(公開)
竹本市長㊥を表敬訪問する実行委のメンバー=豊川市役所で
竹本市長㊥を表敬訪問する実行委のメンバー=豊川市役所で
 新型コロナウイルスの影響でイベントや式典が中止となり、花の消費が落ち込む中、地元農家を支援しようと、豊川市でプロジェクト「バラのまち~TOYOKAWA~『幸せの花手紙』」が発足した。日本一の生産量を誇るバラのPRも込めて花贈りなどを展開する。
 実行委員会は豊川青年会議所(JC)のメンバーら9人。花束に「この花を受け取った人は幸せになります。あなたもほかの大切な誰かに花を贈りましょう」と書かれたメッセージカードを添える。そして友人や知人にプレゼントし、別の人にもつなげてもらう「幸せの花手紙」を考案した。市内のフラワーショップや直売農家が検索できる専用サイトも開設し、今後、掲載店を増やしていく。
 豊川市では年間約1600万本のバラを出荷する。実行委員長の山田真之介さんは豊川JCの主催で、日帰り入浴施設「本宮の湯」でのバラ風呂などのイベント(2016)年に携わり、今回の企画につながった。
 メンバーはこのほど市役所を訪れ、竹本幸夫市長に活動内容を説明して花束やバラ風呂セットを贈った。山田さんは「コロナで暗くなった雰囲気を明るくして、花業界を盛り上げていきたい」と意気込む。市の宣伝部長を務めるゆるキャラ「いなりん」もサポートを誓った。
(由本裕貴)
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